離職率26.5%から離職率9.8%へ大幅激減

監修者
片山海斗
介護経営コンサルタント。全国の介護事業所にコンサルティングを実施し課題を解決している。自ら介護事業所を経営しながらも7社の取締役・理事を務めている。担当コンサルティング領域は「経営領域」「現場領域」ペーパレス化や業務改善、IT化を専門としている。

社会福祉法人S|特別養護老人ホーム(従来型)・デイサービス|中国地方
Contents
依頼背景・抱える課題
ここ3年間、1ヶ月に1人以上の離職が相次ぎ派遣や紹介業者に頼ったはいいものの、人材定着せずどうすればよいかわからない状態。介護従事者からは「残業が多い事」や「やりがいが見いだせない」との声が多く挙がっている。
離職率26.5% 一ヶ月に1人辞めてしまう。
採用コストが膨大な額になっている。
新人が3か月以内で辞めてしまう。
改善事例
ES診断(従業員満足度診断)
- 理念共通・教育の適切さ・企業風土の最適さ・職場環境の快適さを基に診断を実施
- ES診断で得た課題を解決するためにスケジューリング
業務改革
- 「ES診断」で「業務の膨大さ」が多く挙がったため、ICTの導入を実施。
- ICTの導入から、アフターフォロー、マニュアルの落とし込み→適正化までフォロー
- 業務フローを作成し、業務効率・生産性ともに向上させた。
新人教育の全面見直し
- 新人教育を徹底的に見直し、管理者を育成した。
- 新人教育専用の「入職者のしおり」を制作し、新人教育の仕組み化を行った。
コンサルティング成果
従業員満足度1人/50pointの上昇
離職率9.8%まで減少
前年度採用・教育コスト650万減